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Wordpressの基礎知識 2019.11.10

なぜWordPress(ワードプレス)を選ぶのか メリットとデメリットを知る。

WordPressが良い!って聞くけど何が「良い」か知っています?

最初のお問い合わせの多くが「Wordpress(ワードプレス)でホームページを作って欲しい」というご要望です。
ですが、ヒアリングの際に「なぜワードプレスをご希望なのでしょうか?」お伺いするとこのような回答をいただきます。

  • ワードプレスがいいって聞いた(ネットで見た)から・・・
  • SEOに強いのはワードプレスで作ったサイトだと聞いたんで〜
  • ワードプレスで作ったら安くすむんでしょう?(っていうのをネットで見た)
  • ワードプレスで作ったら、そのあと簡単に自分で更新できるんでしょ?

ネットの情報って便利ですが、「安くできる」「簡単」「効果が出る」というポジティブな文言に引っ張られてしまいがちです。
私たちの制作案件も90%以上が、Wordpress(ワードプレス)を使ったホームページ制作です。
ですが、クライアントのみなさんにもWordpressを使うと何ができるのか、どう便利なのか。
少しだけでもそのあたりを知った上で選んで欲しいと思います。

WordPressとは?

WordPress(ワードプレス)とは、サイトの作成やブログの作成などができるCMS(コンテンツ管理システム)の1つで、無料のソフトウェアです。
Web関連技術が無い人でもサイト管理や記事投稿ができるため、世界中のサイトの40%はWordpressで制作されています。
また、CMSの中でも、日本だけでなく世界的からみてもWordpressのシェア率は60%以上と言われています。

CMSが普及する事で、今までhtmlを理解し、テキストエディタなどで作成、FTPソフトを介してファイルをアップロードしなければいけなかった
ホームページもWordpressを導入する事で記事を投稿したりお知らせを更新したりなど管理がとても簡単になりました。

WordPressで制作するメリット

◎お知らせや、ブログ記事などの更新を自社で管理できる。

「休業日のお知らせなど、わざわざ制作会社に依頼して更新してもらうほどでもないけど情報としてお知らせしておきたい」
そういう時、ホームページにブログ機能、お知らせ機能を搭載していれば、Wordpressの管理画面から内容を入力するだけでホームページに反映されます。
また、ブログ記事を更新することでページ数を増やすことができるので、自分たちでホームページを育てていくことができます。

◎プラグインが豊富で、システムを作らずとも機能を追加できる

ユーザーが多い分、様々なプラグインが開発されており、システム開発をせずとも対応できることが多いです。(もちろん要望を100%叶えたい場合は、システム開発をすることが望ましいですが)

例えば・・・

ホームページにお問い合わせフォームを作ろうとすると、PHPファイルを別で用意したり、呼び出したり・・・結構実装するのに工数がかかってしまうんです。
ワードプレスには、ContactForm7という、プラグインがあるので、こんな感じのフォームが、
ゼロから作るよりも工数をかけずに設置できます。
「テキストエリア」はもちろん、「ラジオボタン」「ファイル添付」などのパーツが準備されているので、お問い合わせフォームの構成をカスタマイズするのに優れています。

◎サービス終了の心配がない。

無料だけでなく、月々〇〇円で作れるブログやホームページサービスにも終了のリスクはあります。
簡単に作れるホームページサービスと違い、自分のレンタルサーバー内にサイトを置くので「突然のサービス終了」に焦ることはありません。
(サーバーの費用の払い忘れには注意しないといけないですが笑)

◎SEO対策がしやすい・検索上位になりやすい

最初の紹介で「SEOに強いのはワードプレスで作ったサイト」というワードがありました。それは間違った情報ではありません。
ただ、Wordpressで作ったから、すぐに検索上位になるわけではないのです。
だって、Wordpressのシェア率が高いってことはライバルとのスタートラインも同じの可能性高いですよね。

WordPressで作ることでSEOに強いわけではなく、「Wordpressで作るとホームページを育てやすくなる」んです。
私たちのホームページのように、「制作実績」を自分たちで追加し、クライアントの判断材料を増やすことや、「ブログ」を発信することで私たちがどういうことをしているのかをより多くの人に知ってもらい訪問者を増やす。=「ホームページを育てる」ということにつながります。

SEO対策のためのプラグインもたくさん用意されていることももちろんメリットですが、育てられるホームページを作れるということがWordpressを導入する最大のメリットだと考えます。
まだまだ、メリットはたくさんあるのですが、ヒアリングの際に要望をお伺いした上で詳しくお話しできればと思います。

WordPressで制作するデメリット

もちろん、メリットがあるということはデメリットもあります。
デメリットというほどでもないかもしれませんが、想像していたこととの「相違」が生まれがちなポイントをご紹介します。

×一度作ると、全ページ自分で更新作業ができる。

自由度が高いと思われがちですが、一般的な制作で「全ページ管理画面内で更新をできるようにする」ことは難しいです。
もちろん、更新可能範囲を増やすことは可能ですが、1つ増やすたびに開発コスト(&テスト工数)がかかってしまいます。
また、全てを更新できるようにすることは、機能が増えすぎて、管理画面の構成がややこしくなりかえって使いづらくなる場合がほとんどです。

×Wordpressだと安くで作れる。

私たちアンジップのホームページ制作は、既存のテンプレートなどを使用せず、構成からテーマファイル構築まで、全てオリジナルで制作しています。
デザインのテンプレートを使えばもちろん工数は安くなるのですが、できること・提案できることが少なくなってしまう、クライアントの良い部分を表現できず量産型のホームページになってしまうためオススメしておりません。

「ディレクション→デザイン作成→コーディング→Wordpress構築」と工程が多いため、
「Wordpressだと安くで作れる。」という情報は、あまり参考にならないかもしれません。

もちろん、ご予算をお伺いしその中でできること、できないことを精査し、
できる限り予算にあわせた要望を叶えられるように私たちも頑張りますのでまずはお気軽にご相談くださいね!

育てるホームページを作るならWordpressがピッタリ

ホームページを作るだけで簡単に集客できる時代はもう終わりました。
多くの人に知ってもらえるホームページを作るなら、「できる部分は自分たち育てる」ことが大切です。

全て更新できるように!ではなく、更新機能を絞り、自分たちでできることを精査する。
通常のホームページ更新は、制作会社へ依頼し、発信することに注力する(ブログ更新など)

上記の2ポイントがうまくホームページを運用するコツだと思います(餅は餅屋へ・・!)
制作会社とクライアントの関係は制作物を作って終わりではなく、私たちも一緒に育てていけるようなホームページ制作ができれば嬉しいです。

まとめ

ワードプレスはこの業界の流れを変えてくれた画期的なCMSですが、いろんな情報が出回りすぎてて「ワードプレスで作ったら全部自分で運用できて、SEOに強くてしかも安く作れるんでしょ?」といったイメージをもっている方も多いと思います。
(私ももし制作会社で働いてなかったらそう思っていたかもしれません。) これを機に、予算との兼ね合いやどこまで自社で更新できるようにするか、運用面も是非ご相談くださいね。

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