大阪のホームページ制作会社

アンジップはシステム開発も行っているため、
最近ではwebサイトのデザインより、管理画面のUIやUXデザインを担当することが多くなりました。
ホームページやLPのデザインとは違い、派手な演出や良いビジュアルを駆使することは少なく、
全ては「ユーザーが一番使いやすいデザインや導線」に注力することになります。

みなさんも、システムの管理画面やアプリなどで、
良いサービスなんだけど、なんかマイページが使いにくい・・
そんな思いをしたことはないでしょうか。

たくさんのシステム管理画面を検証していく中で、一番わかりにくなる原因は、
「今自分がどこのページにいるか分からなくなる＝迷子」だと身をもって感じました。

地図を見ていて逆に迷子になったことありません？

例えば旅に出た時、目的地に向かおうと地図を見ていたとします。
突然地図の方角が変わったり、縮尺が変わったりすると混乱してしまい、今いた場所でさえももはやどこなのかわからない。
そんな感覚が管理画面でも起こってしまうのです。

ユーザーが「したいこと」に対して「考えず(迷わず)に目的を果たせる」

これって当たり前のことのように感じるのですが、すごく難しいことなんです。
「商品を登録したい」このゴールに対してもユーザーの動きは多種多様です。

1. マイページから直接商品登録画面へ遷移する人
2. マイページから他の履歴を見て、商品登録画面へ遷移する人
3. 登録画面をブラウザのお気に入り画面に登録しててそこから直接来る人
4. 登録画面には来た、その後少し入力し画面を開いたまま数時間放置、その後引き続き再度登録作業を進めた人

少し考えただけでもこのようなパターンがあります。
4のケース、たくさん入力項目があった時、途中離席したあと残りを入力して→時間切れです！もう一度最初から！と言われた時には、もういいわ・・・ってなりませんか？
しかし、「じゃあ、時間切れにならないようにすれば良い」ということでは解決できません。

• 別の人がPC操作をするようなパソコンで操作していたら
• クレカ情報など、重要な情報を入力していたら

時間切れに関しても、これだけでも様々なケースが考えられます。
動作まわりはもちろん専門のエンジニアが作るのですが、エラー画面（の見た目）やページの遷移(モック)などはデザイナーが担当します。

アンジップ社内でも様々な人が関わり、
・あーでもない、こーでもないと自分の意見を持ち寄り話し合ったり。
・他社はこうしてるけど使いにくいと感じる、、でもこれがスタンダードなのかも・・・
・今はこのレイアウトでも良いけど、将来機能が増えたとき、難しくない？

様々な人がいるからこそ、いろんな視点で設計を考えることができます。

１つの機能にモックは最低でも５パターンくらい必要です。

4ページくらいのシンプルなシステムでさえも、モックとして確認できるようになるには
アラートがある時、ない時、ページの戻るボタンを押した時、
ログアウトした時など全ての画面を制作する必要があるので3倍、4倍のボリュームになることがほとんどです。

モックを作ることで、「この後どうなるかの想定が抜けていた」「この時にユーザーが迷ってしまうかも・・・」と気がつくことも多いです。
システム開発は、システムを作ることに工数がかかる(＆そこに費用をかけたい)と感じられるかもしれません。

システム開発にもデザイナーが参加する、それがアンジップの強みです。

長く愛されるサービスやシステムは、UIの使いやすさで決まります。
そして、UIデザインはリリースされて、ユーザー動向を知ってからもまた大切です。
フィードバックを受け取る→それを反映することでシステムが育っていきます。

もしもユーザーが○○だったら、、を常に考えた画面デザインを心がけていますので
ぜひシステム開発の際もデザイナーにご相談ください！

もちろん、ホームページ制作のご相談もお待ちしております。